W 杯日本代表の活躍や、県内 J リーグチームの存在などの影響で、長野県の子どもたちがサッカーを楽しむ環境は、ここ数年で飛躍的に充実しています。だからこそ、もっと多くの子どもたちに、サッカーで夢のある未来を描いてほしい。本プロジェクトは、そんな「長野県の子どもたちに、もっとサッカーの楽しさを届けたい! サッカー通じて仲間との絆を深めてほしい! サッカーとともに成長してほしい!」という思いから立ち上がりました。また、新しくできた飯綱高原南グラウンドは、夏でも涼しい環境の中でサッカーができる施設です。地球温暖化によって、首都圏では試合や練習場所が限られてくる中、この長野市の新しいスポーツ施設には合宿や大会誘致などの新しい可能性も視野に入れました。その思いから初開催となった昨年 8 月には 4 種年代の 8 チームにより大会を開催。スポーツ振興と飯綱高原のグリーンシーズンの観光振興を目指す長野市の思惑と合致し、長野市の全面的な協力のもと大会は成功裏に終えることができました。本年度は、昨年の大会実績を踏まえ、スペインのブロリーグ「ラ・リーガ」と提携することにより、サッカーをする子供たちにより高い技術の習得と環境の提供、そして海外サッカーへの夢の懸け橋となる大会となることも望んでいます。また、本年は 1 月 1 日に石川県半島沖で大きな地震が発生し、まだ復興の途中ではあるが周辺地域のサッカーチームを招聘し子供たちに元気を届けるとともに復興の一助にしたいという強い気持ちも混めています。

選手は試合に勝つために、チームは選手権に勝つために、そしてもっと大事なことは楽しむことだ。“Players win matches, teams win championships.Compete, give your best and most important... ENJOY !!”

LALIGA アンバサダー
ルイス・ハビエル・ガルシア・サンス（Luis Javier García Sanz）カタルーニャ州出身の元スペイン代表のプロサッカー選手。1978年生、176cm、左利き。ポジションはFW、MF。FCバルセロナの下部組織を経て、レアル・バリャドリード、CDテネリフェ、アトレチコ・マドリード、FCバルセロナ、リヴァプールなど多くのビッグクラブで活躍。2005-2006年にはスペイン代表にも選出され、ワールドカップでも活躍した。独特なドリブルと優れた動き出しで運動量も豊富、左右両サイドをこなす得点能力の高いフォーワードであった。